加藤マミのストーリー第2章 ~ツライ学生生活~

過去を振り返って、1番しんどかった時はいつかと聞かれれば高校生の時だ。

退院後、学校に通い始めることができたのは5月下旬。
髪型はまだ坊主に近く、元気に走り回る筋力はない。

ルーズソックスを履いて、女子高生を全力で楽しむ友達に必死で合わせようとするも、空回り。
スタート2ヶ月を出遅れた私は勉強もノリもついていけない。

何もかもがつまらなく、モノクロに映るような毎日だった。

あー、イライラする。
なんで生き残っちゃたんだろう?そんなことも考えた。

卑屈になっていた3年間。
投げやりだった3年間。
学校がなくなってしまえばいいと願った3年間。
親に心配をかけた3年間。

本音で話せる人はいなかったし、
心の底から笑えるようなこともなかった。
当たり障りのない相槌さえもできない。

毎日がつまらない原因はなんだ?

容姿が悪いから?
面白いことが言えないから?
何をやっても中途半端だから?


周りにうまく合わせることができない自分がダメなんだと頭の中で責め続けた。
益々、友達関係はギクシャク。
結局3年間をそんな風に過ごしたけど、20年後に知ったこの世界の真実!

思考が先で現実はあと。

楽しくない現実を見て、原因は空気を読めず、友達に合わせられない自分だと思っていたけど、本当は自分のことを卑下しているから現実(結果)がそうなっていたということ。

思考が先で、現実はあと。
解釈や思い込みが、現実を創っていたってこと
あの頃の自分に教えてあげたい!!

現実を変えようとするのではなく、思考を変えたらいいんだよ。(厳密にいうと、思考を変えるだけじゃちょっと足りない、在り方を変える!)

今、タイムスリップしたらどんな風に変えるかなぁ‥

クラスの人気者!とかは違うな。
うーむ‥

【みんな違ってみんないい】を至極当然の事として価値観を持っていたならきっと、もっと自分らしさを全開に出来たんだろうな。
合わせられない私はダメなんだ‥とか言ってる自分に意味不明だから!って笑い飛ばしてあげたい。

馴染もうとしなくていい。
変わり者でいい。
大丈夫、思いきって行ってしまえーって╰(´︶`)╯♡